前回、住吉街道筋でトウガラシの実や粉を料理・薬味用として売る土産物屋が軒を並べていたことを紹介した。その堺周辺で盛んに生産されていたトウガラシは、明治以降、米国に向けた重要な輸出産業へと発展していったという。引き続き、農学博士の森下正博先生(元大阪府立食とみどりの総合技術センター 主任研究員)がまとめられた考察(※)からご紹介する。
このページの先頭へ