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【平成十三年八月】 |
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七味のおみやげ用小袋のかわいい野佛(のぼとけ)にお気づきでしょうか?
二十数年前、母が奈良へデザインをお願いにあがった時、目の前でさらさらと描かれて「この1本の線がなかなかかけないんだよ。」と、一言おっしゃったそうです。この方は当時、季刊誌「銀花」に十万枚の肉筆の野佛を描かれて話題になりました。
「四十年、線を引いたからとて、芸にならない。五十年、六十年引いたとて自分の線を知らないものはだめである。」(佐藤勝彦著「こころの書」文化出版
より)
先週、長男(8才)と次女(5才)のかわいい音楽会があり、ゲストとして、御指導いただいている先生の御子息とそのお友達の3人(東京芸大付高)のバイオリン、ピアノ、フルートのアンサンブル演奏がありました。
練習風景が特に印象的で、楽器をまるで体の一部のようにあやつって、若さあふれる、光かがやくしずくのような感受性を一粒のこらず表現している彼らの姿に感激しました。豊かな練習量と正確な基本に裏付けられた音が人間(うれしい自分)というフィルターを通ったとき、こんなにも音が、楽しく、うれしく、魅力的に聞こえることに感動しました。
わかめは、「海の野菜」と言われています。ヨード、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラルがたっぷり、しかもビタミンA、B2なども十分にあり、更に便通をよくするファイバー繊維などバランスよく豊富に含まれた低カロリーのアルカリ食品です。ヨードは体内の代謝を活発にする働きがあり、成長期の子供、産前産後の婦人に良いとされています。わかめのぬめりは、水溶性の食物繊維アルギン酸がある種のウィルスを抑制し、ガン細胞の働きを弱めると脚光を浴びています。他にラミニンという血圧降下物質も含まれています。
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