べに山桜の旅

平成十三年やまつ辻田二十選べに山桜の旅七
午前3時からかんぴょうをむき、朝食までに1本1本手作業で竿にかけ天日干し。夕方には取り入れ、無添加はその日の内に5ふぉの冷蔵庫に入れる。

  【平成十三年八月】
 
栃木県壬生市の干ぴょう農家をたずねる。今年は非常に雨が少なく苦労したそうだ。高田のおばちゃん御自慢の「干ぴょう玉子とじ」を御馳走になった。
夜、茨城県茨城町「一心院道場」で水戸の怪童と呼ばれた平岡兄弟(兄弟共にインターハイ出場。弟は第42回個人チャンピオン。)と剣を交える。立ち姿からにじみでる空気が実によい。
剣道は人間と人間が真正面に向かいあって、自分自信のすべてを「一太刀(ひとたち)」に凝縮する文化である。その一太刀はその人そのものであると思っている。
べに山桜の旅は、心ふるえる人との出会いの旅でもある。
(福岡にて剣道七段に合格しました。)


夕顔の実を紐状にけずり真夏の太陽で天日干ししたあと、「二酸化硫黄」で漂白されたものが一般の干ぴょう(90%以上が中国産)。漂白されている為、虫やカビがつかず、白い色が長もちする。
「塩もみしたり水につけておけ」と昔から言われているのは、実はこの漂白剤を取り除くためであることをほとんどの方は知らない。

本物の無添加「無漂白の干ぴょう」は、
(1)サッと水洗いするだけで使用
(塩もみ不要)
(2)無添加なので早く煮える。
(5〜10分)
(3)そのまま食べてみても非常にあまみがあるのが特長。冷蔵庫で保存すれば一年以上保存可能です。

おどろくべきかんぴょうのミネラル量(100g)単位:mg
野菜 カルシウム リ ン ナトリウム カリウム
かんぴょう 250 140 2.9 3 1800
ごぼう 49 60 0.8 6 330
ほうれん草 55 60 3.7 21 740
春菊 90 47 1.9 50 610
にんじん 39 36 0.8 26 400
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