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【平成二十一年二月】 |
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二月十二日(木)
十五日間の寒稽古が終わり道場に一人、ほっと一息です。
寒行十二日目、岩手の浅見八段先生との稽古中、アキレス腱を痛め、歩行困難な状態の中なんとか十五日を立ち切りました。この朝の感動、生かされてすべて生まれ変わったような気持ちになっています。
親子五十人(園児を含む)が、日本一の寒行を朝三時起床で十五日間頑張りきったことに改めて感動しています。お師匠様の寒行五日目の雄叫び(寒行中の心の叫び)の不染汚の修証の中で、最後の部分に「精一杯が悟り」という箇所があります。 辛い辛い寒稽古の中での悟りは「精一杯」。
否定されて、うちのめされて、身ぐるみはがされ、最後に掴む達成感、充実感は何ものにもかえ難いものです。
心を打つものは「精一杯」の姿勢以外ありません。
十五日目 最終日 朝三時――私の雄叫び
ありがとう
鬼手仏心
あったかい気持ち 優しい気持ちを
鬼手(厳しさ)
仏心(優しさ)
変幻自在に操って
子供達の本気の精一杯を引き出します。
あったかい気持ちいっぱい――充電完了
愛情いっぱい 死ぬ気でいきます
寒稽古は年に一度、生きる原点を覚醒させる「人間再生期間」。
最終日 朝三時半
寒稽古前の準備の時間は、我が家の子供達四人全員での最後の寒稽古を慈しむ、
幸せな時間になりました。
■新もの
四万十川糸すじ青のり
寒採り極上品(四万十川 100%)13g 630円(税込み)
鳴門糸わかめ 30g 630円(税込み)
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