|
|
|
【平成十六年二月】 |
|
「真実の力」
もし剣道や禅が人間においてほんとうの真実の力であれば、自分の生きてきた月日をそのまま出すだけのことだ。( 湯野正憲
艸生庵残筆 )
娘(小六)が1月31日に受験をした。
朝出て行く前に一言声をかけた。
「佳保里は日本一を本気でめざして10月の全国大会に出場した。ふらふらになりながら本気の両立をめざして、夜おそくまで勉強にも取り組んできた。本当に立派だったと思う。もし受験に失敗してもがんばってきた君は変わらないし、がんばってきた真実の力は、君の中にずっと残り続ける。君の中にたくわえられた人間力を信じて、今日は、合格するとかしないとか一切考えないで、その人間力をつかって自分のすべてを出し切ることだけ考えてごらん。」
この一年で2回 (全国大会予選会・受験当日) だけ積み上げてきた彼女の努力を讃えた。
努力に努力をかさねて真実らしきものを作り上げることが出来た場合のみ私の言葉は輝くと思う。
「剣道とは今の、ここの、精一杯の自分を瞬間瞬間に創造することである。( 澤木興道 )」 ここに存在するそのままの自分真実以外のなにものでもない。
私の仕事は真実の力をつみあげてゆく作業でありたいと思っている。
--新もの--
◆四万十川産糸すじ青のり(寒採り極上品・平成16年2月1日入荷分)
◆鳴門わかめ(平成16年2月20日入荷予定)
◆実生柚のす(無塩)(平成15年11月中旬搾汁分)
|
|
|
|